2008年10月09日

ばななマンvol.3

よしもとばなな「チエちゃんと私」.jpg
ジャケットの絵がおもしろくて、またまたブックオフで手に取った。
105円ならAmazonマーケットプレイスより安い。
ブックオフに行くようになってから、一段と小銭を大事にしようと思うようになった。
105円は偉大だ。

単行本は久しぶりだった。
手に持ちにくいからという理由で敬遠していた。
今回は、
「字が大きくて見やすい。」
「早く読んでいる気になる。」
という単行本の良さを発見。
えらく気にいった。

これも105円のチカラだ。


内容は題名の通り、ふたりの同居生活がメインだった。

こちらは、同居ではないがなかなか変わったメンバーが出入りする
コレクティブハウスでの生活なので
「こんなやついたらおもろいなぁ」
と変なところで共感した。

最近はサブプライムの影響で株式市場が大混乱、
ということもあり今日は急に、
「投資銀行の仕組みは、こうこうこうで....」と始まった。

なんだかなぁ、と思いつつもすごくタメになってるこの生活。

小説家志望の方、入居者募集中でっせー!!



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2008年09月09日

ばななマン vol.2

送信者 flecha.com


先日、コインランドリーに行った折に手にした2冊目。

「自分の心とカラダと考えがバラバラになると...」
の一節は、不思議なぐらいしっくりきた。

疲れやブレ、迷い、がまん。
いろんなものを受け入れていけるような、
そんな気持ちになる。

たまにはコインランドリーもいいもんだわ。

posted by buitre at 13:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月03日

ばななマン

洗濯機の調子が悪く、コインランドリーに行くはめに。
その待ち時間でブックオフへ。


518SH2EVTVL._SL500_AA240_.jpg

この題名が前から気になっていた。
最初の短編「みどりのゆび」。
祖母とアロエを通した死の捉え方が、すごく気持ちよかった。

いつか誰にも訪れるもの。


いつだったか、いつも行きあうおじいちゃんが唐突に
「俺よ、昨日から『幸福な死』っつう本さ、読んでんだ。へへへ。」
って言ってた。
そのときの、まぶしいぐらいの笑顔を思い出した。


「くたばる喜び」を知っているかのような、満面の笑み。


posted by buitre at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする