2008年09月10日

gran abuelo

送信者 flecha.com


あっという間に3ヶ月が過ぎた。
1年の約3分の2をスペインで、そして残りをこちらで。
そんな生活をしているおじいさんが、また海の向こうに戻っていった。

今朝もバスに乗り遅れ、結局自分たちが送っていくはめに。
最後までそのヒトトナリを
これでもか、というくらい存分に披露してくれた。

つきあいは5年前からになる。
随分と重なりも濃くなってきたのをうれしく思う。

はじめのころは、その言動にかなりの衝撃を受け、
この人とは絶対にわかりあえないだろうな、という気持ちでいた。

今は本当に、それが嘘みたい。


今回はゆっくり話す機会が何回かあった。
好きな作家やこれまでのいろんな体験など。

自分のイチゴの苗に病気が入ったことなどに触れ、
「現実をしっかり認めて、そこからいろんなことを始めないとね」
「現実から...ね」
そんな言葉を残してくれた。
あっさりしていてスゥーと入ってくるようだった。


それから、今回はよく飯も作ってくれた。
料理を教えてくれることもあったし。


変わらず淡々と。

そんなリズムにかなり助けられた。

今の自分は毎日の変化が大きいので、
そういうある種、普遍的なことがすごくありがたかった。

posted by buitre at 14:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする