「阪大医学生が書いたやさしい「がん」の教科書」。
先日ブックオフで手にしました。
がんは遺伝すると思い込んでいたので目からウロコでした。
がんになりやすい体質が遺伝するのであって、
がんそのものは遺伝しません。
生活環境や生活習慣も受け継がれるため、
遺伝形質よりもこの影響の方が大きいようです。
この本でのがんの定義は、
「遺伝子に入った傷が生活習慣などの影響を受けて
大きくなったもの」。
また、誰しも20歳を超えると、
体内にがん細胞ができるようになります。
一日に生まれるがん細胞は、成人で約40個。
これが成長しないのは、体の防衛機構=免疫力のおかげです。
昨日ヤギ小屋でヤギおじさんが顔に軽い裂傷を負いました。
午前中は痛々しい絆創膏姿でしたが、
夕方には立派なかさぶたが張り、
「最近傷の治りが早い!!」と意気揚々?としていました。
「免疫は大切」というのは、誰もが思うことです。
でもそのことを信じて努力している人は、少ないでしょう。
努力を支えているのは信じる力だと思います。
「免疫は大切」だと信じて初めて努力ができます。
ヤギおじさんは、ワルそな顔で「半日でかさぶたが張った」
と勝ち誇っていました。
信じて努力して積み重ねてできた、目には見えぬ楯。
地道な舞台裏に気がつきました。
信じる力を受け継いでいきたいですね。
信じる力を鍛えよう。
posted by buitre at 20:00|
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